8月5日 九州へ(2016年夏のレポ#7)

この夏の最大イベントでもある、九州巡業。
かつてドロップレントという事業をしていた時に、佐賀によんでくれたY女史のお招きで、再び九州へー。
大分カンファや魔法のプロジェクトで、大分には度々足を運ばせてもらったけど、
今回は長崎を皮切りに、福岡、佐賀を回る4泊5日の旅。

今回は初めてのルート。自宅からまずは松本空港まで車で、そこからFDA初搭乗で福岡へ。
快適な空の旅であっという間に福岡空港に。
本田先生とSLIDEの大ファンであるところのY女史のお出迎えをいただき、1日目はまずは移動のみ。

ATAC2016 京都!

夏のレポも終わってないのに…。
信州カンファレポもまだ入り口なのに…。

昨年は大幅な改革が行われたせいか、告知開始が10月1日だったATAC。
今年はそのフォーマットに準じたためか、もうプログラムの公開と参加申込が始まりました。

代表は今年も講師をさせていただくことになりました。
日曜日の午後
「知的障害や自閉症の人とのシンボルコミュニケーション」
というテーマです。

ATACでは何度もやらせていただいているテーマですので、今年は自分なりに大胆なネタを仕込んで伺う所存です。

なお、前日土曜日には
「ATAC講師による相談会」
というものがございまして。
これについてはまだ詳細は出てないんだけど、去年もに続いてこれも来るかな…。

こんな強力な講座に挟まれて、すごい孤立感。

こんな強力な講座に挟まれて、すごい孤立感。

お気に入りキーボードがお気に入り

PCのキーは、知的障害、肢体不自由の子にはとっては打ちにくいことが多いですね。
かな表記だけのキーボードや、五十音配列のキーボードは、なかなか手に入らなかったり、ディスコンになっていることも多いです。

キー配列が自由に変えられて、キーのサイズも変えられて、一つのキーの文字列を割り当てられて…そんなキーボードないかねえ。

ありましたよここに!その名も「お気に入りキーボード」

まずは、しましま先生のご用命に答え、助詞学習用キーセットを作成。
大好評。
勢いにのって、更にキーが多い「プログラマブルキーボード」を入手して、五十音かな配列キーボードを作成。
大好評。
PCのキーボードやiPadのキーボードをそれなりに使っていた子も、ほとんどの子が
「こっちの方が使いやすい!」
と大絶賛。

代表は本日「日本肢体不自由教育研究会大会」で「障害の重い子どものコミュニケーション指導」という枠を担当させてもらったんですが、そこで初めてこの製品の実践活用例紹介。
フロアの方々にも好評だったので、ここでも紹介する次第。
信州カンファでも展示しますよ。

さて、肝心のこの製品を作っている企業。
その名も「長野テクトロン」
なんと長野県の会社だよ!ブラボー。
いやあ、こんな素晴らしい会社があるなんて。
探し続けた甲斐があったね。ようやく見つけたよ。
稲荷山養護学校から、徒歩10分の場所で。いや、マジで

こちらが30キー版。単語を組み合わせて文章が作成できるようにカスタマイズ。

こちらが30キー版。単語を組み合わせて文章が作成できるようにカスタマイズ。


こちらが96キー版。ひらがな入力専用にカスタマイズ。

こちらが96キー版。ひらがな入力専用にカスタマイズ。

盗んだバイクでAAC(意味不明)

盗んだバイクで走りだすー、ってそりゃいかんだろ!で笑っていた頃が懐かしいくらい、
今はそういう歌詞が本気で非難されたりで、やや息苦しい。

中学部の時に、iPadとトーキングエイド for iPadの導入をお手伝いしたG君。
この春からは高等部生。

廊下を通りかかったら、たどたどしい発音で
「先生〜」
と呼ぶので近づくと、トーキングエイドで色々話しかけてくる。
G君「タバコ吸いたい。タバコは何歳から?」(と、トーキングエイドで)
代表「タバコは20歳。ちなみに選挙は18歳な」などと時事ネタを絡める。
G君「お酒は?お酒のみたいよ」
代表「お酒も20歳から。えらい人たちはみんな20歳で辞めるみたいよ」
などと楽しく会話させてもらいました。

担任の先生が「もー、G君てばこんな話しばかりするんですよー」と嬉しそうに笑いながら教えてくれました。
かつて、AACの大家が
「VOCAで雑談とか悪口とか言うようになったら、その道具は本当に役立っている」
というようなことをおっしゃったことを思い出します。
本当は「雑談や悪口」より過激な言葉だったけど。

バイクは盗んじゃいかんが、大人が眉をひそめるくらいのことができるAACツール。
素晴らしい。

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負けているのはOSだけ(SONY製タブレット雑感)

旧聞だが、Sonyがタブレットの生産を終了したそうで。
残念ではあるが、いかにSONYでも、今のタブレットをめぐる状況の中で勝ち残っていくのは苦しかったのだろう。

自分もご多分にもれず、AppleでなければSONYという人で、なんだかんだ言ってVAIOをはじめ、SONY製品は本当にたくさん持っている。

実質SONYの最終タブレットとなってしまったXperia Z4も持っている。
このZ4は、SONYにしては完成度の高いタブレットで(長年のファンにもこう言われてしまうから、現在のSONYの凋落ぶりがよくわかる)、実に気に入っていた。

iPadがなかったら、メインで使っていただろう。
iPadがなかったら、というか、iOSがなかったら、だ。
そう、正直言って、Z4のハードウェアの出来はiPadにまったく負けていない。

勝っていると言ってもいい。
プラスチック筐体であることを生かし、突き詰めた軽さ。
細部の仕上げと、重量バランスの良さ。
そして何より、防水性能の高さ。濡れても誤動作しないタッチパネルは出色の出来だ。
完成品と言っていい。

負けているのはソフトウェアだけだ。
そして決定的なのは、やはりそこなのだ。

各社10インチフラッグシップ機に、専用のキーボードを装着。モバイルとやらはここまで来た。ソニーの得意技はここだったはずなのに。

各社10インチフラッグシップ機に、専用のキーボードを装着。モバイルとやらはここまで来た。ソニーの得意技はここだったはずなのに。

告知:ICTを活用した教育を行うテクノロジースペシャリスト養成講座(2016年7月31日)

GWも終わり、ここから7月まで休みなし。
夏まで一気に仕事、仕事、間断無い実践の日々が続くわけです。

夏の講義や研修会の仕事が決まって来ています。
最初に正式な告知が出たのは、
「ICTを活用した教育を行うテクノロジースペシャリスト養成講座」
というもの。
夏真っ盛り、7月31日にハイブリッド・キッズ・アカデミーで行います。

代表は、高松養護学校の近藤先生(そう、今年新たに「あの」「魔法のティーチャー」になった近藤先生です!)
と一緒に
「自閉症や知的障害のある生徒とのコミュニケーション支援」
というお題をいただいています。

先日イエロー養護の高等部職員向けに、ASDの生徒への支援の基礎の基礎というミニ研修をさせてもらいました。
自分的には、これまでずっとやってきた「視覚支援の重要性」について、少し別の切り口から話したつもりでした。
ところが、反響は全然違いました。
聴講してくれていた画伯からも「先生たちの反応が今までと違った」とのコメント。
何が違ったのか、
それが「コミュニケーション支援」のあり方そのものに関わるような気がするので、
この夏の研修で少しその辺もお話できれば、と思っています。
と、さりげなくない客引きメッセージ。

iPad Pro 9.7インチでのKeynoteの動作の軽快さは、総合的にはMacBook 12 retineを越えている。

iPad Pro 9.7インチでのKeynoteの動作の軽快さは、総合的にはMacBook 12 retineを越えている。

DropTalk 3 パブリックベータ開始

3…2ってあったか?
と各所で突っ込まれてますが、開発ナンバー的にはDropTalk HDが2だったわけですよ。
Windows7にも、そもそも6とか5ってあったのか?ってのと同じ…同じなんですよ!

というわけで、いきなり募集開始されました、DropTalk 3 パブリックベータ
うーん、このパブリックベータってのが実になんとも、一部の人に受けそうなかっこよさですね。

DropTalkのリリースが2010年5月25日。
約6年で、ついにここまで来た、と感慨もひとしお。
みなさんご存知の通り、DropTalk 3の開発は文部科学省の開発助成を受けています。
助成申請主体はHMDTさんなので、ある意味開発と活用拡大の中心はHMDTさんに移行したと思っていただいて良いかと思います。

この助成をいただくには、いろんな方の後押し、推薦、ご尽力があったことと思います。
選定経緯に関しては非公開なので、もちろんその内実を知るすべもないんですが、
視覚支援や支援ツールの重要性、新規教材の開発の必要性と難しさを知っていて、更にはDroplet Projectのこれまでの地味な活動を評価してくださる方々がいたからこその採択のはずです。
そうでなければ、こんな小さな組織のアプリが助成をもらえるはずがないですよね。
担当の方々のご慧眼に感謝。

というわけで、早速公開翌日から不具合は出てますが、早急に修正されるはずなので、みなさんもパブリックベータへどうぞ!

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持ちネタの数と瞬発力(戸山サンライズ研修講師)

みなさんは昨年の1月のこの記事を覚えておられるだろうか。
そう、昨年の1月の講師仕事始めは、なんと中邑先生・坂井先生とご一緒させていただいたのだ。
今年の仕事始めはさらに早かったわけだが、3月になってまた改めて中邑一座の講演お手伝いをさせていただきました。

前回と同じ東京は戸山サンライズで行われた
「障害児・者とのコミュニケーション技術研修会」
で、代表は「コミュニケーションの技術を学ぶ」という講座の一枠いただき、講義やワークショップをさせていただきました。
主役は「黙って見るコミュニケーション」を出版されたばかりの、東大先端研の武長先生。
武長先生のワークショップのお手伝いなんかもさせてもらって、実に楽しかったな。

ただまあ、講義はなんとかなるんですけどね。
問題は中邑先生が講義中に
「代表君〜。じゃあ、こういう時、先生たちはどうすんの?」
とか、話をふられる時ですね。
いつ話を振られるかわからないし、議論のポイントを外さないように受け答えしつつ笑いを取るのは非常に難しい!
とにかく持ちネタの数と瞬発力が試されるわけです。
でも今回も、2発くらいは矢を放てた気がする!
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2月は風のように過ぎていった その6

25日はYH小学校へ教育相談。
こちらはかなり遠い小学校なんですが、肢体不自由のお子さんのVOCA活用についてということで、ご指名で。
実際はVOCAだけのことではなく、1日の生活の中での姿勢や学習内容、歩行器や座位保持の使い方など多岐にわたる相談になりました。
担任の先生も親御さんも熱心な方で、じっくりお話しすることができました。
当然時間が足りないので、こちらも継続です。

お子さんの写真はまたいずれ許可をいただいてから。YH小学校のあるY町は、実はいろいろ思い出深い方面。

お子さんの写真はまたいずれ許可をいただいてから。YH小学校のあるY町は、実はいろいろ思い出深い方面。

というわけで、2月は直接オファーをもらっての外部相談が3件。
どれも継続予定の事例なので、体調崩してちゃいけませんね、というわけで2月の報告は終了!

2月は風のように過ぎていった その5

22日は長野市SK中学校へ教育相談。
こちらに伺うのは初めて。伺うことになった経緯が意外にレアなんだけど、連携っていう意味では非常に重要な動き方な気もする。
またいずれ詳しく紹介できるといいな、と思います。

単独で中学校に相談で伺うのって初めてかも

単独で中学校に相談で伺うのって初めてかも

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