信州特別支援教育カンファレンス2019レポ#15

「あきらめる、を肯定的に捉え直す」という一言に尽きる

この日のリブロホールでトリを飾ったのは、杉浦社長の「あきらめの特別支援教育–信州カンファのおすそわけ」。

「あきらめ」という表現で誤解されそうだけれど、内容は一貫して今まで杉浦社長が主張してきた事。もし、表現を不快に思った方がいたのなら、表面的なものに惑わされず、さらに深く考えていただきたい。

例としては浅すぎて適切ではないかもしれませんが…。私は「子どもたちに響くような性教育の授業をしなくちゃいけない」みたいな思いにとらわれてきましたが、自分で良い授業をすることはあきらめました。で、「わたしのおんなの子ノート」を作った訳です。授業は誰かにやってもらえばいい。自分にできる範囲のことで性教育や特別支援教育に関わっていけばいいのだと気づいたら、大変楽になりました。

「あきらめない」「頑張れば夢は叶う」みたいな、一見ポジティブな言葉の裏にある罪深さ。続け続けてやめられなくなっちゃってる24時間テレビの苦しさなんかは、共感できる人も多いのではないでしょうか。でも、「やめてもいい」んですよね。あきらめて、今を肯定して、そこからできることを考える。

信州カンファが終わることも、一つの体現ではないかと感じた次第。なんか違うと思い始めたら「やめてもいいんだよ」と。水のように変化しながらたどり着いた先、いや、先ではなくて変化しているその最中に「あきらめる」もあるのかな。

 

信州特別支援教育カンファレンス2019レポ#14

最初はタイトルが変なだけでまともな教材

学校が始まったら平日の更新が滞ってしまいました。土日のうちに頑張ります。

さて、原先生からバトンタッチしたのはVOCA王子こと太田さん。「楽しくて早くて安い教材55」と牛丼のようなタイトルですが、元ネタは小林カツ代だそうで。

見えるかなあ?みなさん笑顔なんです

「楽しい」は本当にその通りで、太田さんが喋るとみんな笑う笑う。使っているところを想像すると微笑ましいーという暖かな笑い、おいおい何言ってんだーっていう呆れた笑い、笑いも色々。写真できちんとお見せできないのが残念。とにかく、観客は30分間笑ったと思います。太田さんと過ごせるお子さんは幸せですね。楽しいに違いない。

最後の方はやっつけ的な教材になって失笑になっていくのだけど、絶対にこれも計算のうちなんだろうなあ。さすがだな。

乙女手芸部カンファ劇の相関図には、竹内から太田に「計算高い」という矢印が出てましたが、計算高いというかとても賢い人だなあと思っています。

信州特別支援教育カンファレンス2019レポ#13

一個一個やってると終わりが見えない感じになってきたので、まとめてのレポ。

というか、写真を撮ってあるだけでちょこっと聞きかじりくらいのため、ここはこんなセッションがあったよ、という紹介程度です。

この後、本田さんも参加したらしい

AVホールは好き勝手に発表できる場所、という感じで、矢島先生の「ボクの特別支援教育ノート〜songs and talks〜」。人形劇、面雀に続き、ついに演奏しながら歌を歌うというすごい流れ。以前は落語もあったことだし、本当に何でもアリだな。

こんな暗い写真しかなくてごめんよー

さわやか原

続いて、浦さんの「介護職員初任者研修 取得への道」。読み書き困難な生徒もいる中、介護職員初任者研修の資格取得のための支援を試行錯誤中、というお話。お客さんは少なかったですが、荒波を乗り越えてまた新たな試練に挑んでいるんだね。

原さんの「定期テストの合理的配慮に挑戦」。原さんのスライドって「あ、撮影ポイント」みたいなのがあって、スマホがたくさん上がるのを見るのが楽しい。

これは撮らなきゃ、という人たち

 

信州特別支援教育カンファレンス2019レポ#12

荒波ブラザーズの裏では、リブロにて矢島→青木へとバトンタッチ。「プログラミング教育のネタ帳」というタイトルで代表のセッション。

30分という、代表にしては久々にタイトな発表で急ぎ足ではありましたが、最近流行りのプログラミング教育について一言私見もあり、なかなか濃い時間。

「プログラミングを通して、外界自体を自分の力で変化させたという体験こそが重要」というのは、昨年度までの代表の取り組みを見ていると頷けます。

最後に面白い持論も展開されましたが、ウケたのかそうでなかったのか。聴衆の感想が聞きたいところ。

信州特別支援教育カンファレンス2019レポ#11

人形劇と面雀の裏では、荒波ブラザーズの「小・中学校の荒波の中で3-Rough waves are life-」が。

写真を撮っただけでほとんど聴けてませんが、みなさんそろそろ第一の荒波も終わりの時期かな。実際には、場所が変わってもまた別の荒波があるわけですが。

大人が荒波に揉まれてる分にはいいのですが、本当に波の中にいるのは子どもなのだということを忘れてはいけないですね。まずは船に乗せて、何とか舵取りして荒波を乗り越えたい。本当は荒波自体が和らぐのがいいのですが、それがすぐにできないなら、船を強靭にしたり、時には港に入ったり。

どんな船長、船頭になるか。これからの荒波ブラザーズに期待。(実はそれほど若くないけど)

「4色しか選択肢がなかった」って言っても色違いすぎでしょ、な赤いTシャツ

信州特別支援教育カンファレンス2019レポ#10

乙女手芸部の後の枠には、本田さんの「面雀-OMOJAN-」が。

人形劇に続いてこれまた好き勝手な内容。翌日の教材くらふとわーくでもやっていましたが、やっている人はみんな楽しそう。

瞬発力が必要で、結構頭を使うなあと思いました。面白さの瞬発力って、教員には結構必要な力かも。

信州特別支援教育カンファレンス2019レポ#09

生きててよかった

笑いすぎで涙が出そうになりながら、カンファ劇を途中退席してリブロホールへ。

矢島先生の「ASD息子の卒業後・波乱万丈物語」。途中からでしたが、卒業後の苦しい時期を親子で何とか乗り越え、自分の居場所を選んで決めた息子さんの今に、カンファ劇とは別の涙が出そうでした。

息子さんの父親を思いやる気持ち、行動に、胸が熱くなりました。

と同時に、同じ時間帯にこれだけかけ離れた内容のセッションがあるっていうのも何とも信州カンファだなあと思いました。

信州特別支援教育カンファレンス2019レポ#08

続いて、一番信州カンファらしい、ただただ自由な「乙女手芸部的カンファ劇」へ。本当に自由で、好き勝手な、お楽しみ的時間。「実行委員の皆さんごめんなさい」と言いながら、しっかり楽しそうにやってて、乙女手芸部の面々は完全に腐女子だなと思いました。

谷部長から、この劇のために実行委員の似顔絵を描いて欲しいと頼まれたのは6月の初め。スイッチラボの時でした。似顔絵は描くのが難しいので、全員描ける自信がなくて即答できなかったのですが、後日ラフスケッチをしてみたら何とかなりそうだとわかり、お引き受けしました。

今回描いた似顔絵は、この劇だけでなくいろいろな所に使っていただきました。描いた甲斐があったな。

「国家の〇〇 特総犬」の登場の時は衝撃的だったなー。可愛い顔して本当に毒があるんだから。

信州特別支援教育カンファレンス2019レポ#07

ホッと一息、お昼休み。

ほっともっとの最高級弁当に舌鼓。

昼休み後の「荒波」セッションの打ち合わせに余念のない4人。荒波Tシャツなのは杉浦社長だけで、一番荒波好きなのは杉浦社長なのかもね。

信州特別支援教育カンファレンス2019レポ#06

さて、あっという間に自分の発表に。

今回は「性教育はじめのいっぽ」というタイトルで、これまでのつたない性教育の取り組みを発表させていただきました。

養護教諭なのに苦手だなあと思う性教育。ただ、私にはDropsがあった!自分で作ったシンボルや、自分で描いた絵を使った教材で、なんとか苦手意識を克服しようと(あえてそうしたというほど無理はしてないですが)努力してきました。最初から「プロ」はいないわけで、養護教諭だって色々苦労しながら、少しずつ自分のスキルアップを目指しているわけです。そこんとこはわかっていただきたい。

性に関することをオープンに語るっていうのは、なかなか難しいもの。教育の中で、私と同じように苦手意識のある人はたくさんいるはずです。そこで発案したのが「わたしのおんなの子ノート」。原案は、諏訪養護学校時代に自立活動専任だった金井なおみ先生。金井先生の原案に肉付けをして、障害のあるお子さんが、月経について学べる副読本的なノートを作成しました。

保護者と学べる、学校でも使える、絵本のようなノート。今回はこれが私からの「おすそわけ」。皆様の「はじめのいっぽ」になればと思います。

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