アセスメントのポイント


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二項関係、三項関係理解、という視点からのアセスメント方法は、
その根幹に関わる部分や手法(刺激の統制と制御、探索行動を引き出す提示と消去など)については、
前述の通り、中邑賢龍先生をはじめとする、東大の先生がたに大きな影響を受けています。

そして、それを具体的に児童生徒に適用していく部分に関しては、
県内の仲間である田城聡子先生や、原伸生先生から、多くの知見やアイディアをいただきました。

セミナーマニュアルにある、原先生の文章を紹介します。

二項関係・三項関係をふまえた支援はなぜ大切か?
このように、自分と物、自分と他者の閉じた二項関係が、次第に自分と物と他者の三者の関係に変化していき、
子どもが物を意識するだけでなく同時に大人の存在も意識する、さらに大人がその物に注意を向けていることを意識するようになります。
これは、初期のコミュニケーションとしてとても重要です。なぜなら、物や事を媒介として相手とやりとりすることがコミュニケーションの基本形態だからです。
障害のある子どもの教育的支援を行う支援者は、子どもたち自身の世界との関係の持ち方が二項関係であるか、
三項関係であるのかを知ることはとても重要です。
なぜなら、両者の違いによって目標や支援方法が異なってくるからです。

この平易かつ読みやすいのに、無駄のない説明。
本当に仲間ながら見事なものだと思います。
日頃知識や視点を共有しているつもりでも、こういう文章で改めて提示してもらえると、
より理解が深まる気がします。

実際のセミナーの運営だけでなく、資料作りや研究的な側面の推進に、多くの仲間の協力を得られたことが、今回のセミナーの成功の理由と言えると思います。

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