信州カンファ2016 レポ#14

今回から谷先生も参加。女子が増えてうれしい限り。

悲しいお知らせで「心にぽっかりと穴があいたよう」という言葉の意味がわかる年末です。

今年の話題は今年のうちに。残りわずかな今年の時間を使って、信州カンファレポを総仕上げにかかります。

さて、ようやく1日目の最後「特別支援格付けチェック」の話題へ。

このコーナーは本当にただ楽しいだけ。今回も面白かったなー。

ちなみにこのコーナー、出題者側にまわると答える問題数が減るので、大変有利な状況になります。私も「正真正銘のドロップス(竹内作のシンボル)はどっちか」、というお題で2つほど出題者となり、しましま先生のような状況に陥らずに済みました。よかったよかった。

畠山卓朗先生のこと

2016年12月29日。
今日がこんなに悲しい日になるとは思いもしなかった。
畠山卓朗先生が亡くなられたとの知らせが、facebook経由で入った。
嘘であってほしいという気持ちと同時に、全く実感が湧かず、何をしたら良いのかもわからない茫漠とした気持ち。
もちろん自分には何もできることなどなく、今はただ、この不安定な気持ちから逃れるために、よりにもよってブログ記事などを書こうとしている。
もしかしたら、書き終わったらすぐに破棄するかもしれない。
混乱しているだけなので、数日後には消去するかもしれない。
でも、今日、先生がこの世界から旅立たれた日に、何かやっておかないといけないような気持ちで書いている。

自分が畠山先生にお会いしたのは、20年前。
最初のATACが香川県で行われた時。
発表のために恩師と共に参加し、その懇親会場で、初めてお会いした。
恩師も畠山先生にお会いするのは初めてだった。
お互いにAAC研究者、実践者として会いたいと思っていたそうで、
畠山先生は
「K先生、お会いしたかったです。」
と優しい口調(そう、ずっと変わらないあの口調だ)で話しかけ、
その後ぎゅっと、恩師の手を両手で握りしめた。

その素直な握手がとても印象的で、美しい仕草に思えた。
恩師が自分を紹介すると、畠山先生は同じようにぎゅっと握ってくださった。

人生で一番思い出深い握手は、あの夜の畠山先生の握手だ。
あれ以来、自分も先生のような握手を、と思うことはあるが、だいたい訝しがられるのが落ちだ。

その後まもなく、先生の研究室で、持参したNewton Message Padを間に挟んで、ドナルド・ノーマンの思想や支援機器のUIデザインについてお話をする機会を得た。
短い時間ではあったが、コンピュータベースのVOCAを携帯端末に移植しようとしていた自分には、驚くほど刺激的な時間だった。

多くの人がそうであるように、畠山先生の講演は何度も聴き、その度に新しい発見があった。
そこからどれだけのことを学ばせていただいたかわからない。
しかも、それに加えて人生の節目節目で、先生に優しい言葉や基本に立ち返る言葉をかけていただいたことは、自分の幸運だろう。

大学や企業との共同研究を辞め、徒手空拳でDroplet Projectを始めた。
ATACではポスター発表からの出直し。
その時にはドロップスのデザインを褒めてくださり「また活動してくれて嬉しい」という言葉をかけていただいた。
涙が出た。

初めてDropTalkをお見せした時に
「すごい。ついにここまできましたね」
と言っていただいた時には、何年もの苦労や屈託が吹き飛ぶ思いがした。

先生ご自身は、iPhoneのような物理的フィードバックのない機器を障害者向けのプラットホームに選択することは、正直お好きではなかったと思う。
事実、そういう言葉もいただいた。
実は自分もそれは同じで、iPhone・iPad上で動くDropTalkがVOCAのあるべき姿だとは思っていない。
「いずれこれ以上の物を作ります」
とお答えしたが、その約束は果たせぬままお別れすることになった。

先生の思い出をゆっくり噛み締めたい人が、何かの拍子にこの文章を目にしたら、あまりに拙速な自分語りを不愉快に思われるかもしれない。
それは申し訳ないと思う。
だが、あなたと同じように、畠山先生の姿に学び、励まされた者が、それを忘れずやり続けることで、支援技術の次の扉が開くはずだ。
旅立たれた先生もきっとそれを望んでいるだろう。
だから自分はここまでやり続けられた。まだやり続ける。
畠山先生、ありがとう。

8月5日 九州へ(2016年夏のレポ#7)

この夏の最大イベントでもある、九州巡業。
かつてドロップレントという事業をしていた時に、佐賀によんでくれたY女史のお招きで、再び九州へー。
大分カンファや魔法のプロジェクトで、大分には度々足を運ばせてもらったけど、
今回は長崎を皮切りに、福岡、佐賀を回る4泊5日の旅。

今回は初めてのルート。自宅からまずは松本空港まで車で、そこからFDA初搭乗で福岡へ。
快適な空の旅であっという間に福岡空港に。
本田先生とSLIDEの大ファンであるところのY女史のお出迎えをいただき、1日目はまずは移動のみ。

8月4日 日本肢体不自由教育研究大会(2016年夏のレポ#6)

すでに誰からも続きを期待されていない、
「夏」のレポ…。
すみません。今年も残り3日なのに…。

というわけで誰も覚えていないでしょうけど、8月4日には日本肢体不自由教育研究大会で発表をさせていただいたわけですよ。
しかも小野里先生と一緒にですよ。

まあ、幸い終了後の質問では、お子さんの成長や変化が良く分かったというような感想も一緒にいただき、ひとまずは役目は果たしたかな、と。
そして東京を離れ、一旦長野に戻り、翌日から代表は九州への長い旅にでるのであったー。

日本肢体不自由教育研究大会の関係者の先生方、本当にお世話になりました!

Merry Christmas

信州カンファレポも終わらず、ATACレポもできないままですが。

Merry Christmas

Droplet Project

信州カンファ2016 レポ#13

こりゃひどいってくらい間が空いた信州カンファレポ。年内には終わらせます。頑張ります。

さて、自分の発表後はあちこちの写真を撮りに。

img_3725どこも人はたくさんでしたが、立ち見が出ていたのが本田さんの「Oh! 太くんと学ぼう!太田 Stage の基本と検査法」の講座。みなさん写真撮りまくり、動画撮りまくりでした。

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某E社のS様が検査を受ける貴重な写真。


わかりやすい説明もあり、模範を見てからみなさんで実際にやってみるという流れで、1時間というコンパクトな時間で色々学べる良い講座だったと思います。

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私もじっくり参加したかったな。

信州カンファ2016 レポ#12

どうも、タケウチです。徐々に更新間隔が開いてきた信州カンファレポですが、気にせずに続けます。

さて、1日目。お昼をはさんで午後は自分も発表がありました。

img_3714まずは代表の「コミュニケーション支援を見直す~「指示は通る」の落とし穴~」から。その流れから(?)私の「保健室視覚支援よもやま話 ~見通しが持てれば安心なの?~」へ。

私がこの業界に足を踏み入れた頃に比べ、視覚支援はかなり浸透しました。保健室での視覚支援も、以前より実践が増えています。では、本当に視覚支援すれば苦手な保健行事もできるようになるのか?といったところをお話しさせていただきました。

ちょっと養護教諭仲間から怒られそうな内容も入れたので、ヒヤヒヤでしたが…。会場に元養護教諭という方がおられたのですが、懇親会でお話しさせていただいたところ「私もそう思っていました!」と同意していただき、ホッ。

img_4602保健行事は、みんながみんな受けなければいけないものではないです。受けられない時どうすればいいかを考えることが大切であるし、検査や検診が本当にこのお子さんに必要な事か、ということまで考えてもいいのではと思っています。

保健行事が苦手なお子さんを目の前にした時、保護者の方や担任の先生方とそういったことを一緒に考えられたらいいな、と思う今日この頃です。

信州カンファ2016 レポ#11

img_3695img_3716img_3738えーと、なぜかいつも全ては聴けない原先生の発表。

今回はリブロの帝王の名にふさわしく、

「『学びの多様性の授業』こうやってみました」

「巡回相談日記 ~支援における新しい問いの発見~」

「短文作成と 10 までの数の指導記録 より」

と、3つもリブロの発表が。

写真もその都度撮りましたが、どれがどの発表なのかわかりませんね。

リブロばっかりでなんか面白かったので、発表スケジュール掲示でちょっと遊んでみたけど、気づいた人はどの程度いるのやら。

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信州カンファ2016 レポ#10

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久しぶりのE-Yo!視覚支援clubペア。

しばらく間が空いてしまいました。信州カンファレポ、まだまだ1日目午前中。

遠藤さん、本田さんの「妊婦で体験 ” 感覚過敏 “」も異色な講座でした。

全てを聴けたわけではないのですが、こちらも写真を撮りながらかなり長い時間居させてもらいました。

妊婦という特殊な時期の身体感覚が、自閉症の感覚過敏と似ているのでは?というのが基本的な主張ベース。最終的にはそれを周囲に(旦那さんに?)理解してもらえない辛さ、またその状況に周囲は慣れてしまっても、自分自身は如何様にしても慣れないという辛さにまで触れ、なるほどなあと感心。

会場の経験者にも話をふりましたが、個人的にはchiariさんの最終コメントがツボったなー。

遠藤さんの娘ちゃんを会場の先輩ママがあやしつつ、なんとも和やかな時間でした。

信州カンファ2016 レポ#9

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代表も動きが激しいので、暗いリブロではブレちゃう。

あまり聴けずに申し訳なかった代表の講座。

でも、おそらくいつも通り良い発表だったんでしょう。

幸運なことに、現在私は代表と同じ学校に勤務しております(あ、幸運にもしましま原先生とも一緒です)。全国各地から講演要請のある代表。校内でも派手に活躍かと思いきや、本当に地道な支援をされているのがわかります。何より、いつも「次」を考えているのがすごいなあと思います。だからこそ、失敗事例を活かした5年間のタブレット活用事例が出てくるんでしょうね。

・・・と、このくらい褒めれば谷先生の「ガラパゴス・・・」から動けなくなった事を許していただけるでしょうか。

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