Droplet Projectの歴史

 (2010年5月22日掲載。9月6日、2011年4月5日更新)

前史

青木 (現Droplet Project代表)、信州大学でAACを学んだ後、教職のかたわら、趣味でVOCAソフトウェアをプログラムする。信州大学を中心に発足したAAC研究会の研究開発対象に選ばれ、後にPICOTと呼ばれるソフトウェアに発展する。

2002年、PICOTをウェブ・アプリケーション化するプロジェクトが発足する。信州大学教育学部、同工学部、長野県上田養護学校の3機関が連携して開発開始。後に科学研究費補助金プロジェクト「PICOT on Web」となる。PICOTシンボルと呼ばれるシンボル・ライブラリを、竹内と青木が中心となり開発。

2005年11月、PICOTシンボルの著作権の管理と出版を主な目的とするNPO法人が発足。それに伴い、竹内はPICOTシンボルの著作権とそれに伴う全利益を法人に無償譲渡し、後にNPO活動から脱退。青木もPICOTシンボルブックの編集の全作業とウェブ・ページの作成、およびPICOTシンボルを用いた携帯電話用アプリに関する業務を完了させた後、脱退。

Droplet Projectの歴史

2006年

青木がかねてから温めていたAACソフトウェア「Clips」の開発草案をまとめる。趣旨に賛同した竹内、大久保、川辺が正式にメンバーとなる。

12月、「ATACカンファレンス2006」にて、上記NPO法人の発表を補佐。その際にClipsの一部を紹介することを要請され、個人プロジェクトとしてプレビュー。大きな反応を得る。

2007年

プロジェクト名を正式に「Droplet Project」とし、視覚支援シンボル・ライブラリ「Drops」のデザインを開始。同時にClipsの評価実験を行う。

12月、「ATACカンファレンス2007」のポスター発表で、初めて正式にDropsとそれを用いたウェブ・アプリケーションを公開。特に、発表直前に川辺が数日で完成させたコミュニケーション・ボード作成機能「DropBoard」は大きな反響を得る。

2008年

1月、Drops基本語彙313語の無償ダウンロード・サービス開始。現在も新規登録者が後を絶たない人気サービスとなっている。

Dropsの語彙拡張、匠電舎とのRFID-VOCAの共同開発、「DropKit SST (後にDropSketchと改名)」の開発、「FaceKit」の開発、Dropsブックの出版準備、そらクリックへの新シンボル提供などを精力的に進める。

10月、長野県上田市でおこなわれた「感性祭り」(杉浦徹氏プロデュース) にてDropsブック「Assistant Book for Communication by Droplet」を初披露。その場で完売。

12月の「ATACカンファレンス2008」で、1年間の成果をポスターおよび口頭発表で紹介。

2009年

1月、「Assistant Book for Communication by Droplet」の通信販売を開始。売れば売るほど赤字になる恐ろしい企画だったが、人気が高く増刷につぐ増刷。最終的に1年間で500冊以上を売る人気冊子に。

iPhone用ソフトウェアの開発を開始。Dropsの拡張作業も同時進行し、ついに700語に。

12月、「ATACカンファレンス2009」でポスター発表。DropTalkのデモは大反響となり、正式発売に期待が集まる。

2010年

1月、昨年に続き「感性祭り」に参加。DropTalkのデモが人気に。

2月、杉浦徹氏を実行委員長に「信州特別支援教育カンファレンス 2010」が開催され、大成功となる。カンファレンスのポスター、およびオフィシャルTシャツのデザインを竹内が担当。Droplet Projectとして約3時間半のセッションを担当。

同じく2月、Drops 700語の無料ダウンロードを開始。

5月、DropTalkの販売開始。

7月、Drops 1,000語を収録したCD-ROM付き書籍「視覚シンボルで楽々コミュニケーション」を、エンパワメント研究所から刊行。

9月、Dropsをテーマにしたギャラリー展示「シンボルりずむす」を開催。展示のほか、青木および竹内によるトーク、パネルディスカッション、セミナー、ワークショップも開く。

12月、「ATACカンファレンス2010」でポスター発表および本田祐介氏と合同での口頭発表。Drops開発の経緯と今後の展望を説明。

2011年

2月、「信州特別支援教育カンファレンス2011」に参加し、実践報告とワークショップを担当。実践報告にはそうたママが特別参加。カンファレンスのポスターとオフィシャルTシャツを、再び竹内がデザイン。


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